1. 産業機器
使用機種 : FLASH 75
材料 : アクリル
リードスクリューナットを固定する部品です。
ガタが出ないようにする反面、きつく締まり過ぎてはいけないので、3Dプリンタを使って試行錯誤しながら現在の基板加工機の機構に決めました。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
ミッツの基板加工機の部品は3Dプリンタで試作しました。
加工中に発生する切粉の吸塵を効率よく行うため、3Dプリンタでノズル部分の設計を3回試行錯誤し、最も吸塵効率の良い形を決めました。
3種類試作して最良のものを実際の機種に採用しています。
使用機種 : FLASH 75
材料 : アクリル
これもミッツのオートツールチェンジタイプの基板加工機の部品として検討中です。
これらの部品は形状が複雑でマシニングセンターで切削時に手間がかかります。
試作の手間と経費を削減するために3Dプリンタを活用しています。
柔らかさ測定器の測定ヘッド(京都繊維工芸大学 佐久間先生ご提供)
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
計測機器の測定ヘッドには様々な形状のものが必要です。
切削では難しい内部構造を持った部品も、光造形機では迅速簡単、かつ低コストで造形できます。
3Dプリンタの造形で形状を検討したこの計測ヘッドは、商品化された柔らかさ測定機に搭載されています。(日本テレビ系列 「所さんの目が点」で紹介されました)
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル 50% ・ ゴムライク 50%
電気系統の制御BOXの排熱・排気のためのパネルです。
3Dプリンタの造形試作で実際に排気効率を確認することができます。
試作のための金型作成をせずにすむので、試作の手間とコストの削減に役立ちます。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
この部品のデータは一般サイトからダウンロードしたものです。
プロペラの薄さや先端の仕上がりなど、FDM方式では表現しにくい部分が良くできていて光造形方式の特徴を表すサンプルです。
2. 医療機器
使用機種 : M3DS-200
材料 : ゴムライク
医療関係の教育、手術前の打合せに臓器モデルを用いると効果的です。
高伸縮ゴムライク樹脂を用いた造形は現物に近い硬さが得られます。
使用機種 : M3DS-200
材料 : ゴムライク
ゴムライク樹脂、高伸縮ゴムライク樹脂は人の手のような柔らかい造形が可能です。
義手の硬い部分のカバーとして用いることでソフトな感触が得られます。
ソフトロボットへの応用も効果的です。
3. 自動車関連
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
機構の仕組みを理解する教材の作成に3Dプリンタを活用することができます。
4. 民生品
使用機種 : M3DS-200
材料 : ゴムライク
エアブロワーやインシュレーター試作用の造形です。
ゴムライクで造形することで、形状確認だけではなく動作確認まで可能になりました。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
標準品のL金具は90°ですが、3Dプリンタはこのように標準的でないものを試作するには特に有効です。
短時間で簡単に造形でき、建築物、設置物の多種多様なデザインにも対応することができます。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
他社のホームページでもよく見るサンプルをミッツの3Dプリンタでも作ってみました。
ギアやボルトを回すことができます。
5. 研究材料
動脈瘤シミュレーションモデル(京都繊維工芸大学 佐久間先生ご提供)
使用機種 : M3DS-200
材料 : ゴムライク
動脈瘤がある血管に血液がどのように流れるかシミュレーションした結果を実験するためのモデルで、大学の研究室で活用されています。
このような形状を継ぎ目なく造形できるのが光造形の長所です。
ゴムライク樹脂の造形は血管の硬さに近い状態で実験でき、半透明なので流体の状態を目視確認できます。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
分子構造を造形することで立体的に構造確認ができます。
分子モデルをプレゼンテーションしたり、研究成果の展示を行うのが効果的だと大学の研究室で評価されています。
ゴムライク樹脂で造形すると、変形させながら分子同士を組み合わせることもできます。
使用機種 : M3DS-200
材料 : アクリル
3cmの格子状の立方体です。
穴は、すべて貫通しています。
この造形は、3Dプリンタの特徴をよく表している造形例です。
今のところ最少径は1mmです。
従来の穴あけ手法ではかなり困難な作業ですが、3Dプリンタでは簡単に試作することができます。