ミッツの3Dプリンタ M3DS-200を使用して、人体模型の造形を実験しました。
3Dデータは、BodyParts3D/Anatomography の下記リンクより入手しました。
http://lifesciencedb.jp/bp3d/
こちらのウェブサイトでは、論文などで自由に使用できる人体3Dモデルのデータベースが公開されています。骨格や内臓を編集して、obj形式でダウンロードすることが可能です。
使用3Dプリンタ:
M3DS-200
樹脂:
アクリル樹脂
寸法:
60.25 × 45.99 × 130.00 (mm)
照射時間:
12 sec
使用樹脂量:
・骨格のみ 29.62 (g)
・内臓つき 72.58 (g)
出力時間:
14 hours
以下の画像は、M3DS-200 での造形出力が完了した状態の画像です。サポートがついたままです。
骨格のみ
以下は、サポートを切除して仕上げをした状態の画像です。やすりがけの傷をごまかすため、サーフェイサーを吹きました。
骨格のみ
今回の実験は、かなりいい加減に作業しました。サポートを作成するデータ作業は、自動機能で出来上がったものをそのまま使用しています。造形出力後のサポート切除や仕上げ作業も、いい加減に作業しました。あまり造形の作業に慣れていない方でも、このような内容の造形が得られるという判断材料になればと思います。